本田実さんの足跡を辿って(26)重要科学技術史資料 愛称「未来技術遺産」

 重要科学技術史資料とは、科学技術を担ってきた先人達の経験を次世代に継承していくことを目的に国立科学博物館が始めた登録制度だそうです。

 今年は日本製のプラネタリウム3機が選定され、その中の一つが津山市にあり登録名称は『西村式試作プラネタリューム投影機 つやま自然のふしぎ館 1967 ― 国産プラネタリウム草創期の試作機 ― 』。

 本田さんとも縁が深い西村製作所の西村繁次郎さんが作成されたと知り、見学してきました。

 当時は他社でもプラネタリウムは製作されていましたが同館設立者の森本慶三氏の熱意に押され西村氏が10年かけて完成したそうです。

 入館し奥に入っていくと、味のある8メートルドームの中央に洒落た色とフォルムの佇まいがまるでオブジェのようでした。今月まで展示されますが今後は予約があれば見学可能だそうです。

 昔行ったことのある、とっとり砂丘こどもの国プラネタリウムを思い出しました(^^)!(続く)(山脇 京)

鳥取天文協会 Tottori Society of Astronomy

鳥取天文協会は鳥取近隣の天文愛好家で作るグループです 以下に引っ越しました https://toritenkyo.blogspot.com/

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