本田実さんの足跡を辿って(25)関勉さん『未知の星を求めて』より
彗星発見で有名な関勉さんの著者の再販が決まり、もうすぐ高知新聞社より発刊されます(編集注 2021年12月4日に発刊されました)。ブログでは先日校正が終わったように書かれていました。
今、約50年前に発刊されたこのシリーズをわくわくしながら読んでいます。
今回はその中から山本一清博士の昭和23年に書かれた一文を紹介致します。特に最後の2行にとても心痺れました。(続く)(山脇 京)
プラネタリウムは ~ 一部抜粋 ~
過去と未来の北極星の交代をも知らしめ
朝夕や黄道光の神秘を示し
或は流星を走らせ 或は彗星の陰顕を示す
また 吾人の生活に必要なる標準時の理を教え
航海の指針となり
航空飛行術の安全を示し
銀河と大宇宙の構造を知らしめ
人々の心に慰安を与え
高尚なる宇宙精神を養い
古今の碩学の大悟せる境地に人を導く
(天界 1948年第300号より)
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