オリオン大星雲

 天皇誕生日の快晴の夜、オリオン大星雲を気合を込めて撮ってみました。

 GINJI-150FNの斜鏡スパイダーの直交を正し、光軸を修正し、オートガイドに神経を使い、フラット補正にも挑戦し、3段階露出の15枚コンポジットで頑張りましたが、星像が膨らんだ半月のようになっています。

 露出を切り詰めても同じ状況なので、原因はガイドでも光軸でもなく、巻きつけフードの先端部のいびつな形が原因ではないかとの思いに至りました。次回はフードを外してやってみます。

 幸い、GINJI-150FNはバックフォーカスを長めに確保するために、斜鏡が鏡筒先端からかなり奥まったところに位置しており、鏡筒自体がフードの役割を果たしてくれるので、ヒーターで暖めることで斜鏡の結露を防げるのではないかと思っています。(石谷 健二郎)

 

 主鏡部の結露と迷光を防止するために、厚手のパイロットキャップをかぶせています。自作のフラット撮影アイテムの写真も掲載します。

 地上は大騒ぎですが、宇宙は悠久ですね。


鳥取天文協会 Tottori Society of Astronomy

鳥取天文協会は鳥取近隣の天文愛好家で作るグループです 以下に引っ越しました https://toritenkyo.blogspot.com/

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