本田実さんの足跡を辿って(31)「スミソニアン天文台」
スミソニアン天文台とは1890年に米国で設立。国際天文学連合(IAU)の天文電報中央局があり、天文学上の通報や発見情報、小惑星回報の発行などがなされいる場所です。
先日、国立天文台の渡部潤一さんがスミソニアンを訪れた時のエッセイを目にしました。‥さぞかし大きな施設と思いきや実体は‥ここを支えるのは所属の博士達の献身的な努力に他ならない‥とありました。
以前、本田さんの資料に古いタイプライタ文字と数字が羅列されたスミソニアン天文台からな葉書を目にしていたので、あー!と、ようやく繋がりました。
ここには天文計算家として有名な中野主一さんも4年間研究員として活躍。当時アマチュア天文家でも最新の情報が得ることができたそうです。
こうした海外と日本の先人の流れが今に繋がっていくんだなぁ‥
「One people, One sky」(一つの空のもと、人々はひとつ)
国境なき天文家たち(AWB)のこの言葉が響きました。(続く)(本田実顕彰会 山脇 京)
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