今月2度目の満月「ブルームーン」

今月2度目の満月「ブルームーン」そして2020(令和2)年最遠の満月🌕

10月31日(土) 23時49分、今月2度目の満月を迎えました🌕

同じ月の2度目の満月は「ブルームーン」と呼ばれています。

ブルームーンという言葉は、天文の分野で正式に使われるものではないため、定義がはっきりしていません。そして、見た目も通常の満月と変わって見えるところはありません。

それでは、なぜ月に2回目の満月をブルームーンと呼ぶようになったのでしょうか?

それには諸説ありますが、その由来として、英語の慣用句に「ごくまれに」を意味する「once in a blue moon」という語句があり、ひと月に2回満月が見えるのが珍しいことから呼ぶようになったというものや、アメリカの天文月刊誌が間違って「ひと月に2回ある満月の2回目をブルームーンと呼ぶ」と書いたことから広がったものというのが、よく言われています。

平均するとブルームーンは2〜3年に1度しか見られないことになり、その珍しさから世界では「ブルームーンを見ると幸運が訪れる」と言われているところもあるようです。

次回、ブルームーンは2023年の8月31日になります。

見られると実際に幸せが訪れるかどうかはわかりませんが、今夜は空を見上げて夜空に輝くまんまるなお月さまの様子を見ながら、日常とはちょっと違う、幸せなひと時を感じてみるのはいかがでしょうか。』

https://weathernews.jp/s/topics/202010/310115/?fbclid=IwAR0YieZGJ-Dc552ZkS3g1Zau-BfQk6HASKIFBvVlxz64hLSb6YyhGXl_D7w

そして、31日(土)の満月は、2020年最遠の満月になります🌕

2020年に見られる12回の満月の中で、地球から最も遠くなり(地心距離40.617万km、視直径29.4')、このため、見かけの大きさが最も小さい満月となります。

今年、最近で見かけの大きさが最も大きな満月(スーパームーン)は、4月8日(水)の11時35分に迎えました。

その時の地心距離は、35.703万km、視直径は33.5'

平均的な満月は、地心距離が38.440万km、視直径は31.1'ということです。

写真で撮影し、大きさを比較してみるとその違いが実感できるようです。

今年の月の近地点は、4月8日(水)3:00、35.691万km

遠地点は、10月31日(土) 4:00、40.639万kmということです。

10月31日(土)の夜は、20:00〜21:30まで、鳥取市さじアストロパークで、

〜本田実氏没後30年記念イベント〜記念観察会(さじアストロパーク園地)が開催されました。

本田実氏は、鳥取県八頭郡出身で、世界的新天体発見者です。

その本田実氏が、かつて子どものころ、自作した望遠鏡で観察した月、木星、土星などを、当時に思いをはせながら小型望遠鏡などで観察しますというイベントでした。

快晴かなと思っていましたが、最初の頃は星が見えてましたが、だんだんと薄雲がかかり、21時前後にはほとんど見えなくなってしまいました😅

鳥取天文協会主催のイベントで、会員の方が持ち込まれていた望遠鏡などで見させていただきました。

見かけでは分からないのですが、火星の表面の模様が見えたり、月のクレーターがモニターに映し出れていたりと楽しませていただきました。

103cm大型望遠鏡での天体観察会、予約しておけば良かったなぁ〜😅

午後から「彗星の魅力」という記念講演会があり、国立天文台副台長の渡部潤一氏のお話を聞かせていただいたのですが、天体観察会に渡部氏も立ち会われていたようなので❗️

さじアストロパークの外の広場で、ブルームーンの写真をスマホで撮りました🌕

凄く輝いている感じになりました。右上に写っているのは火星です。

この頃はお天気が悪く星空があまり見えない日が続いていました。

運が良ければ晴れている時間帯もあったのですが。

今宵は雲に邪魔されながらも晴れ間もあり、美しいブルームーンが見られ良い時間を過ごすことができました😊

見ると幸せが訪れると言われてますし💖(植垣 緑)

鳥取天文協会 Tottori Society of Astronomy

鳥取天文協会は鳥取近隣の天文愛好家で作るグループです 以下に引っ越しました https://toritenkyo.blogspot.com/

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