中秋の名月
中秋の名月🎑
鳥取市さじアストロパークの宇宙ふしぎ探検「中秋の名月を見よう」に参加しました🔭
旧暦の8月15日の月を中秋の名月と言い、今年は10月1日がそれにあたります。
旧暦では、7月、8月、9月の3か月を秋としており、その中央となるので、「中秋」と呼んでいます。
中秋の名月は必ずしも満月とはならず、2020年は、10月2日(金)の朝6:05に満月を迎えます🌕
2021年から2023年の3年間は、中秋の名月と満月が重なるようです。
この中秋の名月の日、鳥取市さじアストロパークでは、宇宙ふしぎ探検「中秋の名月を見よう」というイベントが開催されました。
20:00〜と21:00〜の2回、103cm大型望遠鏡による天体観察会が開かれ、21:00〜の観察会に参加しました🔭
雲が多かったのですが、木星、土星、海王星、火星、こと座のベガ(織姫ぼし)、はくちょう座の二重星アルビレオ、そして月と見ることができました。
20:00からの観察会の時は、もっと雲が多かったようですが、21:00からは時間が経つにつれて少なくなっていったかなという感じでした。
数名の参加者だったのでじっくり見ることもできました。
木星は、3つの衛星と縞模様を見ることができました。
太陽系で一番人気の土星は、あの輪を伴った姿が良く見えて感嘆の声が上がっていました❗️
2つの惑星とも肉眼では点にしか見えないので感激ものです😊
今月の6日に準大接近する火星は、表面の黒い模様を見ることができました。
ベガはとても明るい星で眩しいくらいでした。
そして、今回の主役の月🌕
103cm大型望遠鏡では、倍率が高いため全体が見えず、また明る過ぎて覗くこともできないほど。
そこで、103cm望遠鏡の横についている倍率が50倍くらいの望遠鏡で見ると全体が見えるということで、見させていただきました。
クレーターもよく見えました。
専門職員さんに手伝っていただきながら、スマホで撮影もさせていただきました。
こういう月の写真が撮りたかった‼️
いつもは公開してないけどと、他の観測方法も教えてくださいました。
そして、最後には大型望遠鏡を、月と一緒に撮影できる良い位置にセットしてくださり、撮影タイム❗️
大型望遠鏡での観察会が終わった後は、外の広場に出て星空の解説をしてくださいました。
なにかとお得感のある観察会を楽しませていただきました😊
この時期は1年のなかでも空気が澄み、月がきれいに見えることから、月見の習慣があります。
もともと中国から伝わった行事で、平安時代の貴族たちは「月見の宴」を催して楽しみました。
のちに庶民にも伝わり、豊作や五穀豊穣を感謝する行事として定着していきました。
ススキを稲穂に見立てて団子と一緒に飾ったりなど、風情のある習慣がありますね🌾
自然を愛でて感謝する風習、大切ですね😊(植垣 緑)
0コメント