惑星の撮影

 一昨日の晩にシーイングが良かったので久しぶりに惑星の撮影を行いました。

 20年程前、せとうち天文同好会会長の川上さんがご自身の鉄工所で新しい惑星撮影用の望遠鏡2号機を製作された際に、使わなくなった古い1号機をお下がりで安く譲っていただきました。オライオンの高精度30cm1575mmF5.3鏡を使ったフレーム式鏡筒です。
 風通しが良く鏡がすぐ冷えて筒内気流の影響がないので、室内から出して組み立てたらすぐに撮影OKになり、大変便利な惑星用望遠鏡です。



「木星」
2022.11.10 22:46:26
30cm1575mmF5.3反射 フォトン3Xバローと延長筒にて拡大 ASI224MC
露出1/100秒 82秒の動画8000コマより2000コマを合成



「火星」
2022.11.10 23:48:40
30cm1575mmF5.3反射 フォトン3Xバローと延長筒にて拡大 ASI224MC
露出1/200秒 100秒の動画15000コマより2000コマを合成


 私は惑星は専門ではないので数年ぶりの撮影になりました。カメラも以前に買った古いタイプのASI224MCを使いました。月惑星研究会のベテランの方たちはより高画素で感度も高いモノクロタイプのASI290MMをベースにASI462MCやASI662MCのカラータイプを併用してLRGB合成ですごい画像を撮っておられますが、私も勉強してゆきたいと思っています。(松本 博久)

鳥取天文協会 Tottori Society of Astronomy

鳥取天文協会は鳥取近隣の天文愛好家で作るグループです 以下に引っ越しました https://toritenkyo.blogspot.com/

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